徳之島町シルバー人材センター設立30周年記念式典について

公益社団法人 徳之島町シルバー人材センターは、設立30周年を迎えられました。
心よりお祝い申し上げます。
令和4年11月22日(火)には、設立30周年記念式典が開催されました。
式典の詳細を以下PDFよりご覧いただけます。

祝   辞

公益社団法人鹿児島県シルバー人材センター連合会
会 長  柿元 孝志

 このたび、公益社団法人徳之島町シルバー人材センターが設立30周年の節目を迎えられ、本日ここに会員や関係者の皆様のご列席のもと、記念式典が厳かに開催されますことを、心からお祝い申し上げます。

 貴センターは、平成4年4月に、社団法人徳之島町シルバー人材センターとして発足し、平成24年4月に、公益社団法人に移行し、現在に至っていると伺っております。 

 これまでシルバー事業の基本理念である「自主・自立、共働・公助」の下、順調に事業実績を伸ばされ、会員の皆様の生きがいの充実と地域社会の福祉の向上に大きく貢献しておられることに対しまして、深く敬意を表します。

 就業につきましては、安全を第一に事業にご尽力いただいており、県連合会における「安全就業優良センター」として平成20年、平成30年と2度にわたり表彰をさせていただきました。さらに令和元年には、全国シルバー人材センター協議会においても同表彰を受賞されております。また、就業だけでなく、様々なサークル活動による憩いの場として、地域社会において重要な役割も果たされております。

 時代は、超高齢社会、人口減少社会に本格突入し、 AIなど技術革新が進む中で、昨年4月から70歳までの就業確保措置が努力義務化されるなど、高齢者の就業を取り巻く環境は大きく変わり、シルバー人材センターは大きな転換期を迎えております。

 このような背景の下、地域の経済活力を維持するためには、これまで以上に、経験豊かな高齢者が地域社会を支える一端を担うことが期待され、地域での就業を通じて会員の生きがいと地域のニーズを結ぶお手伝いをしているシルバー人材センターの果たす役割は、一層大きなものとなっています。

 現在、新型コロナウイルス感染症による影響を受け、全国的にはシルバー事業は厳しい状況下ではありますが、県内37シルバー人材センターの令和3年度の実績は、全体で会員数 約1万3千人、契約金額 約62億円となっており、順調に推移してきています。

 連合会としましては、元気で働く高齢者の方々が会員として、生涯現役で活躍していただくために、時代に即応し、シルバー人材センター事業がさらに充実、発展するよう取り組んでまいりたいと考えております。

 貴センターにおかれましても、引き続き、地域の高齢者の受け皿としての機能を十分果たし、地域社会の担い手として頼られる存在となるよう、ご尽力いただきますよう心からご期待申し上げます。

 結びに、今後の貴センターのますますのご発展と、会員の皆様のご健勝を記念いたしまして、お祝いの言葉といたします。

提供資料