シルバー人材センターの「安全・安心」の取組み

7月は「安全・適正就業強化月間」です

シルバー人材センターでは、1年を通して安全就業に努めていますが、毎年7月は「安全・適正就業強化月間」の月(令和元年は7月1日から7月31日まで)となっています。職員、会員が一丸となって、組織を挙げて事故の撲滅を図り「安全・安心」のシルバー事業の発展を図るために努力しています。
作業に従事する会員の安全、就業場所(請負元、派遣先等)での安全、作業場所周辺での安全など、細心の注意を払い作業を行っていますが、どれだけ注意をしても事故ゼロは困難であり、常日頃から安全に対する取組、注意喚起、啓発を行ない、事故を最小限にとどめるように努めています。「安全・適正就業強化月間」では、こういった取組を強化して、更なる「安全」とその積重ねによる「安心」を目指しています。


徳之島町シルバー人材センターが優良賞(全国)に選ばれました

公益社団法人全国シルバー人材センター事業協会(全シ協)の安全就業優秀優良シルバー人材センター 優良賞に鹿児島県からは徳之島町シルバー人材センターが選ばれています。
※徳之島町シルバー人材センターは昨年の鹿児島県連合の安全大会においても、優良シルバー人材センターで選ばれています。継続的な取組が全国表彰につながったと考えられます。安全を積重ねた、安心できるシルバー人材センターです。

令和元年5月15日(水)「令和元年度 安全就業優秀優良シルバー人材センター等選定委員会」における審査の結果、優良賞として公益社団法人徳之島町シルバー人材センターが選ばれました。




優秀賞4団体、優良賞18団体、優秀連合賞1団体、優良連合賞2団体の計25団体が選ばれ、令和元年6月20日(木)開催の令和元年度 全シ協 定時総会において表彰されています。

全国統一スローガンは
「事故防止、急ぐな、あせるな、気を抜くな」
です。


令和元年度安全大会の開催と優良シルバー人材センターの表彰

令和元年7月11日(木)の鹿児島県連合の第21回 令和元年度安全大会(安全就業担当理事及び安全・適正就業推進員等研修会)が開催されました。下記の通り2件の安全就業優良シルバー人材センター及び安全就業標語が選ばれています。

1_安全就業優良シルバー人材センター

  • ・公益社団法人さつま町シルバー人材センター
  • ・公益社団法人西之表市シルバー人材センター

2_令和元年度安全就業標語 最優秀賞、優秀賞

※最優秀賞
「気のゆるみ 慣れた作業に 落とし穴」
・公益社団法人知名町シルバー人材センター 沖野 サト子
※優秀賞
「無事故を笑顔で労う合言葉『今日も一日ご苦労さん』」
・公益社団法人日置市シルバー人材センター 木下 健一郎
「思い出せ ヒヤリで済んだ あの経験」
・公益社団法人知名町シルバー人材センター 林 正隆

※他入選5作品 佳作30作品


KYT(危険予知トレーニング)で事故予防

労働災害における経験則の一つに「ハインリッヒの法則(1:29:300の法則)」というものがある。1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在するというもの。

1つの重大事故(アクシデント)の水面下に、29+300の「ヒヤリ・ハット」(インシデント)があるといった考え方は、重大事故が発生した後に、過去にふり返って重大事故に至らなかったが、多くの「ヒヤリ・ハット」があったという、事後の対処となる。
「ヒヤリ・ハット」の事例を減少させ、重大事故の発生を1以下(100%からそれ以下)に減らす取組が必要となる。そのために、ヒューマンエラー事故防止のための安全先取り手法である、「KYT」危険予知トレーニングの取組を行なうことが大切。これは一人ひとりの作業者の危険に対する感受性や集中力や問題解決能力や実践への意欲を高めることになる。
今年も連合会では各センターへ安全就業のパトロールを行なう予定です。

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